大切なリールを末永く♪

龍虎

2009年08月08日 23:40

どなたでも大切なリールを末永く使用したいのは皆さん同じ考えだと思います。


私は仕事上、かなり大型の機械を整備、メンテナンス、そして修理などをしてます。


普段私の会社は24時間フル稼動だが、年末年始やお盆休みだけは機械は停止します。

ここから問題なのが普段フル稼動していた機械が数日停止し、休み明け機械を稼動しようとするが……


調子悪っ!!


休み明けの殆どが素直に回りませんがな!!!


それは何故か?


ざっくばらんに説明すると機械の稼動部分に付いた潤滑油やグリスの固着!

また潤滑油やグリスが流れてしまう現象!


機械の稼動部が冷え、金属の収縮などなど。


ですが機械を停止した直後にグリスUPや給油、古い油の拭き取りを
しっかり行う事で上記のような不具合は激減しました。


これは基本中の基本なのだが結構面倒なんだよなぁ〜と自然とやらなくなるんですよね…(笑)



考えてみると「リール」=「機械」



機械は主に、回転、上下、左右運動です。


リールも小さいですが立派な機械です。


機械を正確に稼動させるには、どんなに大きな機械でもギアや稼動部分のクリアランスは とてもシビア。

このクリアランスが しっかり出せなければ他のパーツも直ぐにオシャカ(笑)

簡単にクリアランス調整と言っても、やっかいな事に、まったく同じ機械でも微妙に癖が有り数字だけではけして調整が出来ないのです。


この調整は経験と感が頼りだが、時にはクリアランスを見る為に光をかざし光の漏れ具合でチェックするなど大変苦労きわまりないです(笑)
ちなみにクリアランスとは様々だが100/5ミリ〜時には1000/1ミリまで調整します(汗)


分かりやすいのがコピーペパーが100/5ミリ。




もう1000/1ミリと言ったらオイルを入れると0ですね!

1000/1ミリというクリアランスは例え金属でも温度により変化する!
この温度状況を踏まえて調整するのです。



長くなりましたがリール」=「機械」

どんなに小さくてもリールは「機械」! 時計にも機械式が有るように回転、上下、左右運動する物は機械です。


何を伝えたいか分かりますよね?(笑)

!こんな説明じゃ分からないか(笑)(笑)


そう!メンテナンス!メンテです!メンテ←やたらとしつこい(爆)

まず第一に普段のリールの症状を把握する事!←これ大切。



そして、いつもと違う異音や振動などが現れたら早目に診断する。

人間の病気と同じで早期発見が大切!


まぁ〜大丈夫かぁ〜が命取り(怖っ)


次に使用したら軽くで良いのでメンテ!

長期間使用しないのならオーバーホールしたほうが無難ですよ。

古いグリスやオイル、汚れは稼動部分の固着やグリス&オイルが流れ出てしまうので次回使用した時にアレッ?エッ?になりかねません。


あとは雨や誇り、衝撃に注意しましょうね!




長くなりましたが考えてみるとリール整備も大変な苦労と経験がためされると思います。

私はまだ本格的なリール整備は無理ですが(怖くて出来ない(笑))

リールのパーツは細かく、また軽量に仕上げている為ギアなど柔らかい材質は一瞬のミスが大変な事になる。

人間の指は感度が敏感な部分でもある事から、僅かなノイズも許されない。


その場は良くても長期に渡り、その使用感が継続出来るか。



うぅ〜〜〜簡単に考えただけでも頭が痛くなる…‥




てな事で寝ます…Z‥Z…

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